宥座の器〜グンゼ創業者 波多野鶴吉の生涯〜増補版

グンゼ創業者・波多野鶴吉と妻葉那の生涯を、地元・綾部出身のジャーナリスト、四方洋が書いた渾身の本。グンゼ創業100周年に合わせて平成9年に出版した同名本に、妻葉那のエピソードなどを加えた増補版。



初版4,000部の完売から19年。
「宥座の器―グンゼ創業者波多野鶴吉の生涯―」が増補版となって、2016年10月1日に復刊。

著者は2016年4月に逝去された綾部市出身のジャーナリスト・四方洋さん。
鶴吉の生涯を振り返るとともにグンゼの歴史をたどった「あやべ市民新聞」の好評連載をまとめたノンフィクションです。

初版は、グンゼの創立100周年に併せて平成9年に出版しましたが、初版4,000冊はたちまち完売。著者の四方さんは、平成26年に富岡製糸場がユネスコ世界遺産に登録された頃から増補版発刊に意欲を燃やし、昨年夏には現地取材を行ってグンゼと富岡製糸場との関連を探られました。

四方さんはさらに、グンゼの児玉和社長をインタビューするなど、自らの死期も意識するなかで執念とも言える取材を行われました。

また、鶴吉の妻・葉那に関する記述を収録。以前は、グンゼの元社員ですら「ほとんど知りません」という存在でしたが、「NHK朝の連ドラで鶴吉夫婦を」という運動が起こって昨年末に本紙で呼びかけると多くの情報提供があり、長期連載を始めました。増補版では、現在まで31回の連載のうち19回分を収録しています。

四六判、並製本、全318ページで、定価は1,200円(税別)。
販売価格 1,320円(税120円)
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